2021年4月1日木曜日

損保環境財団のCSOラーニング制度

毎年いろんな学生さんがお手伝いくださるのですが、今年度は娘がこの制度を活用してインターンとして活動に関わってくれました。

夏休み生き物観察教室

            赤野井湾・小津袋クリーン大作戦

小さい頃、水辺の楽校に参加をしたり、最近はホタルの飛翔調査に一緒に行っていましたが、豊穣の活動を知っていたかと言えば母が何かしているなという認識しかなかったと思います。ですが、この半年インターンで関わってもらい、豊穣のこと、地域のことへの認識が深まったようです。

以下、娘がインターンを終え書いたレポートです。

『 私は、NPO法人びわこ豊穣の郷でインターンシップを行った。びわこ豊穣の郷は、琵琶湖や河川の水辺の環境を守る活動をしている団体である。私は、小さいころから住んでいる滋賀県の水辺の生き物たちや地域のことについて知り、その環境を守る活動に参加したいと思い、インターンシップに参加した。実際参加してみて、あまり知らなかった地域の事や水辺の生き物たちのことについて知れてよかった。そして、これからも地域の人や水辺の生き物たちの住みよい環境を守っていきたいと思った。

びわこ豊穣の郷の活動では、豊穣の郷が委託管理している目田川で活動することが多かった。8月の豊穣の郷のイベントでは、小学生の子供たちを集めて、目田川の生き物の観察会をした。そこで、子供たちは、私が名前の知らないような沢山の生き物を捕まえていた。私は小さいころは川で遊ぶのが好きだったが、川で魚を捕まえられたことはなかったし、こんなにたくさんの生き物の名前を知らなかった。だから、この半年間の活動で、私が知らなかった沢山の生き物のことや、地域のことを知ることができてよかった。最近では、川で遊んでいる子をあまり見ないので、こういったイベントで子供たちが川の生き物を捕まえ、その名前や生態について学ぶことで、環境を守ろうという意識にも繋がると思う。だから、こういった機会を大切にしていくべきだ。私も他の人に教えられるくらい川の生き物について覚えていきたい。

琵琶湖の湖岸清掃のイベントに参加した時、自分が想像していたよりも多くの人が集まっていて、多くの人が琵琶湖の環境を守りたいと思っているのだとおもい、心があたたまった。しかし、湖岸には多くのゴミが捨てられていたので、琵琶湖を綺麗にするために、定期的にゴミ拾いのイベントなどに参加したいと思った。

自分の課題としては、コミュニケーション能力を向上させることを意識していた。私は元々あまり人と話すのが得意な方ではなかった。しかし、これから大学生、社会人となると、さまざまな人と関わることが多くなるため、コミュニケーション能力を向上させたいと思っていた。びわこ豊穣の郷では、さまざまなイベントで老若男女の沢山の人と話す機会があり、とてもいい経験となった。イベントに参加していた人はみんなやさしくて、話していておもしろかった。この半年間でコミュニケーション能力が向上したかといわれると向上したかわからないが、いろんな人とコミュニケーションをとる上で、あまり身構えずに、気軽にコミュニケーションをとることが、楽しくいろんな人と話すためには大切であるのかもしれないと思った。

  また、月一回の定例会では、同世代の環境に関心を持っている人たちと意見交換をすることができてよかった。他の人たちが、どういったことに関心があってどういった活動をしているのかを聞いて、自分は環境のためになにが出来るか考えた。

 まだ知らないこともたくさんあるので、引き続き川の生き物のことや地域の歴史について学んでいきたい。そして私は、琵琶湖に観光に来る人を増やしたいと昔から思っているため、琵琶湖の観光についても考えていきたいと思う。観光客が増えるということは、必然的にポイ捨てなども増えてしまうと考えられるので、環境と観光についても勉強したい。  

また、他のインターンシップ生と意見交換をしたときに、環境問題を解決するのはすごく大変なことだと痛感したという話になった。たしかに、今問題になっている環境問題は少人数、短期間で解決することは難しいと思う。だから、今私が環境問題解決のためにできることは小さなことかもしれないが、環境のために意識して、エコバックの持参などを徹底したい。 

定例会参加は人見知りなので正直苦手だと言っていましたが、色んな学生の様々な活動の様子を聞き、刺激を受けているようでした。コロナ禍、学生生活が制限される中でこのような活動に参加させていただき経験が積めたことを、親としてとても感謝をしています。娘には身近な環境に関心を持ち、これをきっかけに全てのことを自分事としてとらえ、興味を持つ分野でこの経験を活かしてもらいたいと思います。

2020年11月20日金曜日

 水辺の探検会(水生生物調査)

11月 8日(日)水辺の探検会を行いました。市内河川4ケ所、目田川、吉川川、守山川、江西川の水質、透度、水速、水深、水温の生き物の調査をしました。4班に分かれて、1班1河川に向いました。




目田川では、初めて参加の子ども達が調査の仕方の説明を聞き興味深々、真剣な眼差しで測定をしていました。




子ども達は生き物を獲るのは大好き!他の河川でも、人形トビケラがいた!大きなヤゴがいたよ!など、生き生きと活動している姿が見れて大人も元気をもらいました。




そしてほたるの森資料館に戻り、それぞれの班ごとに採取した生き物の分類分けです。普段はあまり意識をしていなかった小さな生き物まで、顕微鏡を見ながら龍谷大学の上西先生に解説をしてもらい、分類分けをしました。じっくり観察すると、本当に色々な生き物がいるのだと本当に感心しました。こういう地道な活動を続けることで、河川の変化を見守りたいと思いました。

2020年5月15日金曜日

ホタルの飛翔調査 皆さん参加してみませんか?



今年度は、2020年5月9日~6月10日の日程で、守山市内のホタルの飛翔調査を行っています。調査方法には毎年同じ地点で観察する『地域調査』と、守山ほたるパーク&ウオークのイベントで案内している川の『散策路調査』の2パターンを行っています。

『地域調査』は1人が毎日同じ場所を観察します。
良いところ…家の近くの川で観察できる。

『散策路調査』は1日数人の担当者で、担当日に散策路の観察を行います。
良いところ…毎日の参加でなくて良い。

私は両方の調査に参加しています。散策路を調査するのは多くの人と同じ場所を観察するので、共通の話ができて楽しいです。地域調査では散策路以外にも、守山市内にホタルが飛ぶ場所がこんなにたくさんあることに驚きました。自分の調査地点でホタルが飛ぶと、マイスポット、マイホタル気分でワクワクします。

でも不思議なことに、私がワクワクする飛翔調査に参加しようとする若い人がいない。
お子さんと一緒に散歩ついでに参加したり、お友達とウオーキングの楽しみに観察したりなどいかがでしょうか?守山に住んでいる楽しみが増えると思うのですが…。


●ホタルの観察の注意点

  1. ホタルを捕まえてはいけません!条例で禁止されています。
  2. フラッシュ撮影はやめましょう!周りの方の迷惑となります。
  3. 静かに鑑賞しましょう!付近にお住いの方へ配慮しましょう。
  4. 迷惑駐車はやめましょう!散策中の方の迷惑となります。
  5. ゴミは各自で持ち帰りましょう!ホタルの住みやすい環境づくりに協力を!
  マナーを守って楽しみましょう。それと今年はソーシャルディスタンス!距離を保って観察してくださいね。
  飛翔調査の仲間が増えると嬉しいです!皆さんも参加してみませんか?

2020年4月3日金曜日

水辺の楽校(春編)

3月29日(日)、雨天の為延期をして行いました。コロナウイルスの影響が出ている中、子どもたちと楽しいひと時を過ごしました。受付で皆さんの健康状態をお聞きして、マスク着用を促しました。



初めは、参加者全員でゴミ拾い。


だんだんと天気も良くなり、子どもたちも楽しそうにゴミ拾いをしていました。


守山市の職員さんにゴミのお話を聞きました。「燃やした後のゴミはどこに行くの?」など質問も飛び交い、自分たちの出すゴミについて知識を深めました。


春探しビンゴ!草花の写真を見て、自然の中で同じ草花を見つけました。難しかったのは『ホトケノザ』姫踊り子草と似ていました。子どもたちは楽しそうに、全部の草花を見つけてくれました。


そして、ホタルの一生の話を聞いてからホタルの幼虫の放流をしました。


放流した幼虫が流れてどこに行くのか、ちゃんと石の下に潜れたのかを追って見ていたりしていましたよ。

いつも行っている、参加者全員で食べる軽食は今回は取りやめました。代わりに市販のパンを配りました。少し味気なく感じましたが、今は仕方がないですね。

2020年1月23日木曜日

緑の都市賞 授賞式!


緑の都市賞 奨励賞を授賞しました!

2019年1125()緑の都市賞の授賞式に金崎理事長と私の2名で参加をしました。午前中に東京駅で待合せて、皇居の大嘗祭社殿の一般参賀に行きました。




そして昼食後、明治記念館へ向かいました。赤坂御所の隣に位置し、明治期初頭に建てられた赤坂仮御所の別殿で、ここで大日本帝国憲法皇室典範の草案審議の御前会議が行われた由緒ある建物で、庭も広く素敵なレストランも併設されています。







集合時間は15:0015:15~リハーサル。登壇者である理事長の席は中央に設けられており、私は随行者席で離れて座りました。随行者席の前が関係者席、後ろは報道席でたくさんのカメラが並んでいました。16:45受賞式が始まり、緑色のスーツをお召しになった眞子内親王殿下がご入場され挨拶をなさいました。続いて、国土交通副大臣、環境庁政務官の挨拶です。授賞式は緑の都市賞、みどりの環境プラン大賞、屋上・壁面緑化技術コンクール3賞で、初めに緑の都市賞の授与式でした。受賞者の名前が順番に読み上げられ、内閣総理大臣賞受賞者の『特定非営利法人北海道森林ボランティア協会』の代表者が国土交通副大臣より賞状を緑の都市賞全受賞者を代表して受取りました。全ての授与式が終わると受賞者の記念撮影でした。理事長他受賞者は眞子内親王と別室で撮影に挑まれ、その時の様子を理事長にお聞きすると、眞子内親王は受賞者の中にお知合いがおられたようで、お手をお振りになり少しプライベートな表情を見せられたとおっしゃっていました。







18:20~は曙の間での交流会、軽食とケーキ、フルーツがビュッフェ式に並べられとても華やかな会場に、眞子内親王殿下が再びご臨席されました。上位受賞者は1人約7分の時間が与えられ、内親王殿下に直接受賞の経緯を説明できるというものでした。残念ながら、奨励賞の私たちにはその時間は無く、しかし丸テーブルを1つ向こうの場所に眞子内親王殿下のお姿があり、とても近くで拝見できたのがとても思い出に残る出来事でした。また、早稲田大学 佐藤 滋先生が目田川の活動に興味を持ってくださり、今回の受賞につながったようでした。同じく受賞者の『市民協働熊谷の力」小江川地区1000本桜事業』の方々とも楽しくお話をさせていただきました。







これまで目田川の活動にご参加くださった全ての方を代表して授賞式に挑ませていただきました。貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

2019年5月27日月曜日

第16回守山ほたるパーク&ウオーク

第16回守山ほたるパーク&ウォーク(5月18日~26日)

今年の私のパーク&ウォークの楽しみ方をご紹介いたします。

5月13日~飛翔調査をしています。
①飛翔調査は散策コースを見て回る調査
②毎年定点でしている持ち場を見て回る調査
この2パターンで係を決めて調査をしています。私は②の自分の持ち場を毎日見て回る係です。調査は夜8:30~10:00の間で行います。

見に行った初日に昨年は期間中1匹しか見れなかった場所に、もうすでに1匹光る姿がみれて嬉しかったです。


5月18日パーク&ウォーク初日!昨年は「もぴかの家」でのスタッフでしたが、今年は第三駐車場のスタッフをしました。夜7:30始発の市民運動公園からのバスにもう7:00頃からお客さんが並んでいました。パンフレットで飛翔地を紹介したり、どこから来たのか話をしたり、始発のバスまで和やかに過ごしました。始発のバスのお見送り!次は守山駅発のバスが市民運動公園に着きます。降りるお客さんを誘導したり、今日の飛翔状況を案内したり。遠方からのお客さんも結構いてて、大阪、三重、愛知などから来られていました。大変興味深かったお客さんは、県内からでしたが出身は中国、しかも内モンゴルだそう。中国の南の方にはホタルは住んでいるけど、内モンゴルにはいないと教えてもらいました。日本に住んで10年以上ですが、今回初めてホタルを見るとおっしゃっていました。こんな思わぬ国際交流ができるのも、ボランティアの楽しみの一つです。

5月26日パーク&ウォーク最終日!市内でも色々なイベントが開催されています。行ってきたのは西藤小児科待合室コンサートの「水戸茂雄さんのリュートの演奏会」を聴きに行きました。リュートは中世ヨーロッパの古楽器だそう。ルネッサンス期の音楽とバロック期の音楽を聴かせてもらいました。天正遣欧少年使節団が聴いたであろう音楽などを聴かせてもらい中世ヨーロッパの世界を感じることができ、有意義な時間でした。

終わってから、パーク&ウォークのパンフレットの特典で近くの飲食店でサービスを受けました。

そして、

無料のエコバスにのり市民運動公園へ



もぴかの家などを周り楽しみました。
もちろんホタルをメインに楽しみましたよ。

そしてまたバスに乗り、次は図書館へ
カフェでジュースを買って休憩!

目田川、三津川、守善寺、土橋、飛翔地を見学して帰宅。今年はたくさんのホタルをみました。まだ飛翔調査は6月14日まで続きます。いつまで見れるのか楽しみに調査をしたいと思います。


2019年3月22日金曜日

守山市ほたるの森資料館『ホタル講座』

守山市ほたるの森資料館『ホタル講座

「ホタル」と聞くとワクワク!する私は、昨年の10月からホタル講座を受講しています。
日程は、10月から月1回で今回7回目を受講しました。

ホタルについての話をたっぷり聞き、先日第7回は幼虫の放流をしました!

守山市運動公園の隠れホタル飛翔スポットに放流してきましたよ。

放流したホタルの幼虫がもぐりこめるように埋まった石を動かします。
そして、ほうきで泥も流します。ホタルの幼虫に良い環境を整えてようやく放流!
第8回は幼虫の上陸調査です。今回放流したホタルもしばらくすると、雨の日の夜に光りながら上陸し、土の中で約50日間過し羽化するそうです。成虫になり夜空を彩るまであともう少し、多くのホタルが無事に成虫になりますように…。
ほたるの森資料館では3月31日まで「ほたるの森の博士になろう」を開催しています。是非足を運んで、クイズにも参加してくださいね!

そして、なんと今年守山市ほたるの森資料館では人工羽化に成功しました。そのホタルも今展示されています!

ついでに早咲きの桜も咲いてますよ!(撮影3月16日)











損保環境財団のCSOラーニング制度 毎年いろんな学生さんがお手伝いくださるのですが、今年度は娘がこの制度を活用してインターンとして活動に関わってくれました。 夏休み生き物観察教室             赤野井湾・小津袋クリーン大作戦 小さい頃、水辺の楽校に参加をしたり、最近はホ...